ドレス好きなプレ花嫁にとって楽しみである試着会ですが、ブライダルフェアの試着会はどんな雰囲気で何を見たらよいか分からないという人も多いです。
またドレス試着は通常、式場を決めた後に行うケースが多いのに、わざわざブライダルフェアの段階で試着をするのはなぜでしょうか?
そこで今回は、ブライダルフェアの試着会にまつわる疑問を徹底解説いたします。
目次
ブライダルフェアの試着と通常の試着の違い
そもそもブライダルフェアの「試着会」と、式場決定後の「通常の試着」にはどのような違いがあるのでしょうか。
この2つの大きな違いは、
・通常の試着本番当日の衣裳を決める
ブライダルフェアの試着会
ブライダルフェアの試着会の場合、その式場のドレスショップの雰囲気や衣裳のラインナップを見たうえで、ドレス試着を行います。
所要時間はおよそ30分~1時間程度で、実際に試着できるのは1~2着です。
その理由は、ブライダルフェアの中の一つの体験としてこの「試着会」が組み込まれているからで、当日はほかにも施設案内や見積り相談会なども控えています。
そのためブライダルフェアの試着会では、あくまでドレスを着る雰囲気を楽しむことが目的となっています。
通常の試着
対して、結婚式場を決めた後の「通常の試着」の場合、2~3時間程度の時間の中で、挙式・披露宴分を含めた、4~8着ほど着ることが出来ます。
お色直しを行ったり、前撮り用の衣裳も選ぶだと、1日では時間が足りないことも珍しくありません。
なんせ、本番当日の衣裳を決めなくてはならないので、充分な時間を設ける必要があるからです。
「ブライダルフェアの試着会」と、式場決定後の「通常の試着」とでは、このような違いがあるのです。
では、話を「ブライダルフェアの試着会」だけにして、フェア当日の雰囲気や流れはどうなっているのか紹介していきます。
ブライダルフェア当日の「試着会」の流れ
ブライダルフェアの試着会の場合、会場見学や試食会などの合間に、ブライダルフェアの体験の一つとして試着体験が組み込まれています。
試着会の流れは以下の通りです。
- 試着体験の時間になったらドレスショップに案内
- 衣裳担当のスタッフとドレスショップ内を見学
- 好みのドレスを1~2着ピックアップ
- 試着
- 撮影タイム
- 着替え後、施設案内の続きや見積り相談会に移る
ドレスショップによっては、iPadなどのタブレット端末でドレスを検索し、そこから選ぶ場合もあります。
ちなみに、下記ブライダルフェアの試着会での注意点も参考にしてください。
・試着数は1着が基本
・簡易的なヘアアレンジになる
時間が限られている試着会のため、それに合わせた内容で案内されることになります。
せっかくならたくさん着たい気持ちもありますが、他の体験の時間が無くなってしまうので、式場スタッフの指示を聞くようにしましょう。
ブライダルフェア中のどのタイミングで試着を行うかは、式場やイベント内容によって異なります。気になる方はブライダルフェア申込み後に確認してみると良いでしょう。
さて、試着会のあるブライダルフェアの場合、当日の持ち物や服装に気を付けなければなりません。
ブライダルフェア試着会当日の「持ち物」「服装」をチェック
ブライダルフェア当日に焦って「持ち物」や「服装」を用意すると、いざ試着のタイミングになって
「あれを持ってこれば良かった」「着替えにくい・・・」といったことになりかねません。
そうならないよう、ここであらかじめチェックしておきましょう。
持ち物
試着会に必要な持ち物は主に下記3つです。
カメラ:記念すべき試着姿をぜひ写真に残しましょう。スマートフォンのカメラでもOK
イメージ画像:着てみたいドレスがあればスタッフに画像を見せると好みのドレスを案内てもらいやすい
服装
試着会当日の服装は、脱ぎ着しやすい格好がおすすめです。
試着時は基本的にドレス用の下着(ブライダルインナー)に着替えることになるため、洋服を全て着替えることになります。
そのため、一人で脱ぎ着しづらいようなワンピースやタイトめな服装は避けた方が無難です。
とは言え、ブライダルフェア全般にも関わることですが、カジュアルすぎる服装も避けた方がいいでしょう。
・タンクトップやショートパンツなどの露出の多い服
・ビーチサンダル
※カジュアルよりも少し綺麗めな装いを意識して!
これらを参考に試着会への準備を進めるとスムーズな試着が出来ます。
続いては、ブライダルフェアに参加する人の傾向ついて詳しく解説していきます。
ブライダルフェアで試着する人の傾向は?
では実際に、ブライダルフェアに参加するのはどのようなカップルなのでしょうか。
次の3つについてお話します。
- 卒花嫁の試着会の参加率
- ブライダルフェアの試着に参加した人の傾向
- 試着内容
卒花嫁の試着会参加は全体の2割以下
ブライダルフェアに参加した経験のある「卒花嫁」と呼ばれる方の中で、試着会に参加したのは実は2割もいません。
試食:92.7%
会場見学:87.1%
試着:18.3%
役に立ったブライダルフェアの内容
試食:79.5%
会場見学:78.0%
試着:9.1%
ゼクシィトレンド調査2019
これを見る限り、ブライダルフェアの試着会は式場選びとしては重要視されていないことが分かります。
ブライダルフェアの試着会は楽しむためのイベント
では、どういったカップルがブライダルフェアの試着会に参加するのでしょうか?
これまでの私の経験からすると、試着会に来た卒花嫁たちの傾向は主に下記4つだと思います。
・憧れのウエディングドレスが見たい
・気になるドレスの取り扱いがあるのか知りたい
・お世話になるだろうドレスショップのスタッフや雰囲気が見たい
このように純粋にドレスが好きでドレスを着てみたいという気持ちが理由で試着会に参加するカップルが多いです。
どんなものが試着出来る?
ブライダルフェアの試着で着られる衣裳は主に、新婦のウエディングドレスとなります。
もちろんカラードレスや和装なども着られるのですが、ブライダルフェアの試着は雰囲気を楽しんでもらうのが主旨なので、オーソドックスなウエディングドレスを試着するケースがほとんどです。
では実際に、ブライダルフェアで試着会を予約する前に準備しておきたいポイントをご紹介していきます。
ブライダルフェアの試着に向けて準備や見るべき4つのポイント
ブライダルフェアの試着会を予約する場合、事前に準備をしておくべきポイントを4つご紹介します。
- 事前に好みの雰囲気を掴んでおく
- サイズ展開、ドレスの種類が豊富か確認
- 試着するドレスショップの雰囲気をチェック
- 何がレンタル出来るのか確認
1. 事前に好みの雰囲気を掴んでおく
試着会の前に、自分の好みのドレスを調べておきましょう。
Instagramの「#ドレス試着」のハッシュタグや、卒花の方のドレス試着ブログなどを見てみると、なんとなく自分の好みの雰囲気がわかってくるようになります。
せっかくの限られた時間での試着ですから、気になっているドレスを着るためにも好みを把握しておくことをおすすめします。
2. サイズ展開、ドレスの種類が豊富か確認
普段の洋服の買い物でサイズ感で悩んだりしたことがある場合、ドレスでもサイズ感には注意が必要です。
また特殊なデザインが好みの場合も同様で、これらは事前に取り扱いがあるか確認しておくことをおすすめします。
どのようなサイズ感やドレスの種類に確認が必要かは以下の通りです。
・バストとウエストのサイズが大幅に違う場合
・見たいドレスがブランドドレスだった場合
・長袖レースやグリッタードレスなど、特殊加工がしてある場合
3. 試着するドレスショップの雰囲気をチェック
結婚式準備で一番初めに関わり、一番長く準備に関わってくるのが衣裳関係です。
そんな花嫁にとって重要な試着が楽しい時間になるかは、ドレスショップの雰囲気も関係してきます。
ブライダルフェアの試着会では、実際のドレスショップやドレスコーディネーターと話をすることができます。
自分の雰囲気に合っているかドレスショップの雰囲気を確認しておきましょう。
4. 何がレンタル出来るのか確認
もし余裕があれば、ドレスショップで何がレンタル出来るか確認しておくと、準備がスムーズになります。
・二次会や式場外(国外挙式や前撮りなど)への持ち出しは可能か
・列席衣裳のレンタルはあるのか
・列席の着付けやヘアメイクは可能か
これらを把握しておくと、本番に向けての試着や準備がスムーズに行えるようになりますので、ぜひ覚えておいてください。
ドレスを楽しんで着ることが出来るのがブライダルフェアの試着
さて今回は、ブライダルフェアの試着会について解説してきました。
ドレスは花嫁にとって大きな憧れであり、それをいち早く体験できるのがブライダルフェアの試着会です。
試着で着る数に制限はあれど、ドレスショップの雰囲気や実際に着られるのは楽しい時間であることは間違いありません。
ぜひ今回の記事を参考に、楽しんでブライダルフェアのドレス試着会を満喫してくださいね。
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