ブライダルフェアに初めて参加するにあたって、そもそもどんな雰囲気なのか、当日の流れなど気になる方も多いはず。
この記事では、ブライダルフェアの内容・当日の流れ・当日チェックすべきポイントをご紹介いたします。
この記事を読めば、初めてのブライダルフェアでも安心して参加でき、後悔のない式場探しができるようになるでしょう。
目次
ブライダルフェアとは結婚式場を決めるための見学会のこと
ブライダルフェアとは、披露宴会場を含めた式場全体とチャペルの見学や、実際にプレ新郎新婦がどのように挙式・披露宴をするのかの流れを把握できるイベントをいいます。
通称としてブライダルフェアと呼びますが、「式場見学」「ウエディングフェア」なども同義な意味となります。
大きな結婚式場では毎日行われている事もあるほど、盛んに開催されているブライダルフェアですが、当日行われる内容にはいくつかの種類があり、大きくは下記の6つに分けられます。
②料理の試食会
③ドレスの試着会
④模擬挙式
⑤模擬披露宴
⑥相談会
参加するブライダルフェアによって体験できる内容が異なりますが、式場見学と相談会はどのフェアでも共通して実施されます。
ちなみに、ゼクシィトレンド調査2020によると参加したフェア内容で最も多かったのは「試食会」で93.0%、次いで会場見学の90.8%となっています。
フェア内容 | 参加割合 |
---|---|
試食会 | 93.0% |
見学会 | 90.8% |
模擬挙式 | 40.4% |
演出体験 | 39.4% |
模擬披露宴 | 26.2% |
ドレス試着会 | 19.1% |
その他 | 2.3% |
出典:ゼクシィトレンド調査2020
※複数回答可
ではそれぞれどんな内容なのか見ていきましょう。
①会場見学
まずブライダルフェアで最も重要なのが、会場見学です。会場の雰囲気が自分たちのイメージする結婚式にあっているかどうかを確認するのが主な目的です。
またチャペルや披露宴会場の雰囲気だけでなく、当日の受付や待ち合いスペース、控え室などの細かい部分まで確認しておけるとベストです。
②料理の試食会
先ほども紹介したように、試食会はブライダルフェアの中でも参加率93.0%と最も人気があります。試食会では式場のシェフ自慢の婚礼料理を無料で味わう事が出来ます。
一般的には少量のメインディッシュが盛り付けられたワンプレートや、2~3品程度のハーフコースで提供される事が多いようです。
また、有料で別日にフルコースを通常よりお得に食べる事ができる式場もあります。
結婚式に来て頂いたゲストに料理で満足してもらいたいと考えいるカップルはぜひ参加してみましょう。
ライフスタイル系メディアを運営する私の友人も、料理重視の結婚式だったので、ブライダルフェアの試食会は特に参考になったそうです。
③ドレスの試着会
ドレスの試着会とは、実際にウエディングドレスやカラードレスなどの試着を体験できるイベントのことです。
女性にとって、ウェディングドレスは憧れであり自分が思い描くドレススタイルがあるでしょう。
しかし、式場で用意されたドレスの選択肢が少なかったり、自分のイメージしたドレスがなかった等となるとモチベーションも下がってしまいます。
そのため式場を決定する前にこうしたブライダルフェアでのドレス試着に参加をして、ドレスの種類の豊富さや流行りのデザインがあるかなどを確認すると良いでしょう。
ドレス選びで後悔したくない花嫁は参加をおすすめします。
④模擬挙式
模擬挙式とは、実際の挙式と同じ流れでモデルカップルによるセレモニーの参加体験ができます。(お二人はゲストの立場として参列します。)
模擬挙式に参加すると、その式場での挙式の流れやセレモニーの内容などを実際に体験することができます。
挙式に対するこだわりがある場合には体験しておきたいですね。
⑤模擬披露宴
模擬披露宴とは、本番と同様に装飾した披露宴会場で模擬挙式と同じくモデルが新郎新婦を務め、披露宴を行い体験するものです。(お二人はゲストの立場として参加します。)
模擬披露宴ではその式場の最新の演出や人気のある演出等を見る事が出来ます。式場の音響や照明の確認ができるものこのタイミングでもあります。
ちなみに披露宴の最中に料理の試食会を行うケースも多くあります。
⑥相談会
ブライダルフェアにおける相談会とは、見学中に感じた疑問点や費用・予算に関することなどをこの場で確認する会となります。
通常このタイミングで希望する時期や日取り、招待人数などから見積りをもらうケースが一般的です。その見積り内容の説明や質問などもこの相談会で行います。
なお相談会は、半個室や個室で行われる事が多いため周りを気にする事はありません。結婚式に関する疑問点はここで解決しましょう。
ブライダルフェアにはこのように様々な内容があります。自分たちの結婚式ではどんなポイントにこだわりたいかに合わせて、参加するべきフェア内容を選ぶといいですね。
では実際に当日どんな流れになるのか確認していきましょう。
初めて参加する方へ!ブライダルフェアの流れを確認しよう
ここではブライダルフェア当日の流れを確認していきます。
1.受付
まずブライダルフェア当日、結婚式場の受け付けにて予約の名前を伝えて担当者を待ちます。
料理の試食会などは複数組のカップルが参加している場合もあるため、予約時間の5〜10分前には到着するようにしましょう。
止むを得ず、遅刻してしまう場合には必ず結婚式場へ連絡を入れる事を忘れないで下さい。
2.カウンセリング
担当者と顔合わせした後に続いてカウンセリングが行われます。
お二人の挙式希望日や招待するゲスト人数、希望の挙式スタイルなどの希望を担当者に伝えましょう。
式場によっては、披露宴会場が複数あります。希望するイメージや招待人数によって見学する会場も違ってきます。
自分たちがイメージする結婚式に近付けるためにもなるべく詳しくカウンセリングの際に話せるといいでしょう。
3.会場見学
カウンセリング後は挙式会場、披露宴会場や結婚式場内の会場見学へ行きます。自分たちの希望する結婚式場に近いのかをここで確かめましょう。
見学のメインは挙式会場や披露宴会場になりがちですが、ここで忘れてはいけないのがゲスト目線です。
ゲストや親族用の控え室の有無や広さの確認、着付けや着替えるスペースは十分か、悪天候の場合にはどのような対応になるのかなどゲスト目線でも会場を見学する事を忘れないようにしましょう。
4.メインイベント
会場見学のタイミングまたは済んだ後にいよいよメインのイベントが開催されます。
メインのイベントとは先ほど紹介したような下記のようなものです。
・模擬披露宴
・料理の試食会
・ドレス試着会
自分たちがこだわりたいポイントに合わせて、メインのイベントを選ぶとよいでしょう。
5.相談会
そして、ブライダルフェアの最後には担当者との相談会があります。
先ほども紹介したようにこの相談会で、会場見学で気になったポイントを質問します。また希望する日取りや招待人数から見積りがもらえますので、費用についても質問しましょう。
以上がブライダルフェア当日に行われる内容流れです。
参加するイベント内容にもよりますが、大体の3時間以上かかる事を覚えておきましょう。
ちなみに、平日の夜などお仕事帰りのカップル向けに簡単な見学会と相談会だけのブライダルフェアもありますので、自分たちのスケジュールに合わせて参加してみるのもおすすめです。
では、ブライダルフェアの流れを理解した上で式場に行った先でチェックするポイントを押さえましょう。
ブライダルフェアの流れを理解して事前に質問やチェックすべきポイントをまとめよう
ブライダルフェアへ参加する目的は自分たちに合った結婚式場を見つけることです。
希望していた式場に近いかを2人でチェックできるように事前にポイントをまとめておきましょう。
結婚式場までのアクセス状況の確認
・最寄りの駅からは何分かかるか
・道のりは安全か(急な坂道や歩道が狭い等)
・駐車場の有無、収容可能台数は十分か
挙式会場の確認
・悪天候の場合の設備はあるか
・ゲスト全員が会場に入れるか
披露宴会場
・ゲストは最大何人まで入れるか
・テーブルとテーブルの間隔は十分か
・希望する演出はできるか
・会場の雰囲気は自分たちのイメージ通りか
料理
・気に入った料理はあったか
・予算内で希望した料理は提供できるか
・ドリンクメニューのプランはどうか
ドレス
・ドレスの種類の豊富さや流行りのデザインはあるか
・ドレス以外の小物の取り扱いはあるか
・ドレスや小物の持ち込み料金はかかるか
その他
・ゲストや親族用の控え室の大きさは十分か
・着付けや着替えるスペースは十分か
・トイレの数や広さは十分か
・車椅子を受け入れられるようになっているか
・授乳室など赤ちゃんと過ごせるスペースはあるか
このように、事前にポイントをまとめておく事で、2人の希望する式場かどうかをしっかりチェックすることができます。
また、式場見学のタイミングでは解決しなかった事は最後の相談会で改めて確認し、漏れの無いようにしましょう。
ちなみにブライダルフェアでチェックすべきポイントについて、下記記事で詳細にまとめていますので、ぜひ参考にしてください!
【決定版】ブライダルフェア・式場探しで確認・質問したい87のポイント
さて、ここまでブライダルフェアの基本的な流れや内容を説明してきました。
なお、ブライダルフェアが行われているのは週末だけではありません。次は別パターンも紹介します。
基本的な流れとは別パターンのブライダルフェアとは
ブライダルフェアは多くの参加が見込まれる週末に行われます。しかし、仕事などで週末ブライダルフェアに参加が難しい方もいますよね。
そんな方におすすめするのが、平日夜の仕事終わりのカップル向けのブライダルフェアです。
昼間に行われるフェアに比べて、参加者も少ないため、ゆっくり落ち着いて見学する事ができます。
また、週末のブライダルフェアでは実際に結婚式が行われている事も多く、見学できない場所も多くあります。
しかし、平日の夜であれば新郎新婦の控え室など隅々まで見学することができるでしょう。
反対にデメリットとしては夜の参加となるため日中の雰囲気が分かりにくい事があげられます。
昼間の様子が分かるように式場側で写真の用意もあると思いますが、日中の様子は実際どうななのか後日改めて確認へ伺うと間違いないでしょう。(確認のために2回行っても基本的にはOKです)
所要時間も約1.5〜2時間程度と一般的なフェアと比べると短い時間で参加できます。
忙しく、週末の予定が合わせにくいカップルにとって効率よく結婚式場の検討ができるためぜひ参加してみて下さい。
まとめ
さて今回は、ブライダルフェアとはどんな内容であるか、一般的に行われている流れをお伝えしてきました。
ちなみにゼクシィやハナユメなどを利用してブライダルフェアに参加をすると、最大4万円分の商品券がもらえるキャンペーンが開催されています。
ぜひ初めてブライダルフェアに行く方は利用してみてはいかがでしょうか。
そして今回紹介したブライダルフェアの流れを事前に確認して、後悔のない自分達に合った式場探しをしましょう。
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