式場探しをする際「ブライダルフェア」は多くの人が参加すると思います。
ブライダルフェアは気軽に楽しく参加できますが、本当に自分たちに合った式場を見つけるのであれば、実は注意したいポイントがあるのです。
そこで今回は、ブライダルフェアに参加する際の注意点を、予約前・当日・参加後に分けて紹介します。
これを読めば初めてのブライダルフェアでも、安心して参加できるようになります!
ブライダルフェア予約前に注意したいポイント
気になる式場を見つけたからといって、すぐにブライダルフェアを予約するのは要注意です。
実際に参加してみたけど、当日聞きたいことが聞けなかった・・・なんてことも多いから。
予約前に以下のポイントをしっかり押さえて、後悔のないように準備しましょう。
1.挙式の大まかな内容を決めておく
式場選びの前に、理想とする結婚式のイメージを彼とよく話し合いましょう。
ふたりの間で考えを統一させておけば、フェア当日も効率的に式場選びができます。
以下に必ず話し合っていただきたい内容を4つ挙げています。
結婚式を挙げたい季節や時期
結婚式の希望日程を複数決めておきましょう。
具体的な日にちでなくとも「○月下旬」「来年の夏」などの大まかな希望でもかまいません。
希望日程の情報があれば、式場に行った際にプランナーさんとスムーズに話を進めることができます。
また式場によっては、1日に複数回結婚式を行なっているところもあります。
結婚式を挙げたい時間帯についても、事前にふたりで話し合っておくとなお良いですね。
招待するゲストの人数
ゲストの人数は会場の大きさや予算の見積もりに関わる、とても重要なポイントです。
詳細な人数がすぐにはわからないという場合も、どの範囲の関係性まで招待するかはふたりで必ず話し合っておきましょう。
親族のみのを招待するか、あるいは友人や職場の人も招待するかでは、人数も費用も大きく異なります。
大まかな人数だけでも決めておけば、ブライダルフェアに行った際にプランナーさんから、おすすめの披露宴会場やプランを聞くことができます。
挙式の雰囲気やイメージ
結婚式において世界観はとても重要です。
どんな結婚式にしたいのか、お互いの希望する結婚式のイメージを事前に共有してみましょう。
細かい希望でなくとも「シックな雰囲気にしたい」「グリーンをたくさん使いたい」などでもかまいません。
ここでは結婚式に対するふたりの方向性を揃えておくことが重要です。
また結婚式の参列経験のある人は、参列したときに良かった演出やサービスについて共有しておくのも良いですね。
予算
結婚式の大まかな予算を決めておきましょう。
予算の決める際は、
・二人がいくらずつ出すか
・両親からの支援がある場合はいくらずついただくか
・ゲストからいただくご祝儀の総額はどの程度になるか
を考えてシミュレーションしてください。
大まかな予算を決めておけば、ブライダルフェア当日にプランナーさんから予算にあったプランを提案してもらえたり、より現実的な見積りを作成していただけます。
また式場を決めた後でも、予算内でできること・できないことが明確になり、本当に必要な演出やサービスを選択することが可能です。
2.式場比較サイトを利用するか
ブライダルフェアの予約方法は大きく2つです。
- 式場公式ホームページからのインターネット予約か、式場に直接電話をして予約をする
- 式場比較サイトを仲介して予約をする
どちらの方法でもブライダルフェアは予約できますが、式場比較サイトを仲介すると以下のようなメリットがあります。
- 希望にあった式場を見つかる
- 割引やキャンペーン特典がある
特に2つ目のメリットは、結婚式の演出を割引してくれたり、商品券などのプレゼントがあったりなどとてもお得です。
これから結婚式に向けて準備をしようというふたりには、とても嬉しいですよね。
このような点を考慮して、ふたりに合った方法で予約をしてくださいね。
さてここまで、ブライダルフェア予約前に注意したいポイントをお伝えしました。
次の章では、ブライダルフェア当日に注意したいポイントをご紹介します。
ブライダルフェア当日に注意したいポイント
待ちに待ったブライダルフェア、とても楽しみですよね。
実はブライダルフェア当日にも、注意したいポイントがあるんです。
以下のポイントを押さえて、充実したブライダルフェアにしましょう。
3.当日の持ち物リスト
初めてブライダルフェアに行くという人は、持ち物に迷うかもしれません。
以下に持っていくと必ず役立つものを3つピックアップしました。
メモと筆記用具
プランナーさんの説明や会場の雰囲気など、実はブライダルフェアではメモしたいことがたくさんあります。
後日見返すことができるように、メモと筆記用具を持参しましょう。
またこのメモに予約前にふたりで話し合った内容も書いておけば、プランナーさんと話すときにとても便利ですよ。
当日にメモを忘れてしまったという人も、スマートフォンのメモ機能などを使ってメモを取るようにしましょう。
カメラかスマートフォン
あとで比較できるように、会場や施設の写真は必ず撮影しておきたいもの。
スマートフォンのカメラ機能でもかまいませんが、チャペルなどの照明が暗い場所では綺麗に映らないことも。
デジタルカメラがある人はぜひ持っていきましょう。
親御さんにも式場の雰囲気を確認してもらう必要があるカップルは、後々テレビと繋げられるデジカメなんかも便利ですね。
大きめのバッグ
パンフレットや見積書を持ち帰るためブライダルフェアの帰りは荷物が増えます。
あらかじめ大きめのバッグで行けば安心ですね。
さて、ここまでブライダルフェア当日の持ち物について紹介しました。
次からは、会場見学の際に注意したいポイントを紹介します。
4.会場の雰囲気は二人のイメージに合っているか
ブライダルフェアで必ず行われるのが式場案内です。
プランナーさんが一部屋ずつ案内してくれるので、適宜メモや写真を取りながら回りましょう。
このとき思い出して欲しいのが、予約前にふたりで話し合った希望する結婚式のイメージ。
チャペルや披露宴会場の雰囲気がそのイメージと合致しているか、確認しながら見学してください。
また会場の装飾やテーブルコーディネートがイメージと異なった場合は、希望するイメージへ変更できるかプランナーさんへ相談してみましょう。
式場には様々な装飾のレパートリーが用意されているので、あなたに合った装飾を提案してくれるはずです。
5.忘れないで!ゲストの導線確認
ブライダルフェアに行くと、チャペルや高砂など自分たち新郎新婦が使う場所につい目が行きがち。
でもここで、ゲストのみなさんの目線にもなって会場を見てみましょう。
結婚式はふたりだけでなく、ゲスト(参列者)にとっても特別な空間です。
ゲストの方々にも最後まで、心地よく楽しんでもらいたいですよね。
ゲストの目線になって確認したいのは、例えば最寄駅からのアクセスや化粧室の数。
雨天の場合も濡れずに来れるか、化粧室の数が少なくないかなど、適宜チェックしましょう。
さらにはゲストに合わせて、バリアフリー対応か、授乳室があるかなども確認することが大切です。
ふたりが呼びたいゲストを想像し、ゲストの目線になって会場を見ることを心がけましょう。
6.スタッフの方の振る舞いや言葉使い
結婚式当日にふたりがゲストに直接おもてなしをする時間はごくわずか。
そんなふたりに代わっておもてなしをしてくれるのが式場のスタッフの方です。
ブライダルフェアでは、会場だけでなくスタッフの方の振る舞いや言葉使いもチェックしましょう。
7.見積りは多めの人数で作成してもらう
式場案内を終えると多くの式場ではプランナーさんと話し合う時間があり、その際にふたりの条件に合った見積もり書を作成してくれます。
この時に注意したいのが、想定より5~10人ほど多めのゲストの人数で見積もりを作成してもらうということ。
ブライダルフェアの際にもらう見積りは、料理や引き出物など、必要最低限のランクで出されたものであることがほとんどです。
後々、会場の装飾代やドレス代の追加で金額が上がることを見越し、多めの人数の見積書をもらいましょう。
8.当日成約得点には要注意!
プランナーさんとの話し合いの際、式場によっては「今日契約すれば○万円サービスします」といった当日成約特典について話があります。
一見魅力的に感じるかもしれませんが、ここで一旦冷静になってください。
提示された日にちに予定が合わなくなったり、後日行った式場のほうがより理想に近いものであったりするかもしれません。
お得に感じる気持ちもわかりますがここは冷静になって当日に契約はせず、他の式場としっかり比較したのち契約を結ぶようにしましょう。
ブライダルフェア参加後に注意したいポイント
楽しみにしていたブライダルフェアも、当日はあっという間に終わるでしょう。
結婚式のイメージがどんどん鮮明になり、ふたりともとてもワクワクしているかもしれませんね。
しかしこんな時こそ、注意したいポイントがあるのです。
この章ではブライダルフェア参加後に注意したいポイントについて紹介します。
9.参加後は早めに二人で話し合いを
ブライダルフェアの後は必ずふたりで話し合う時間を作りましょう。
メモや写真に残していても印象はどんどん薄れていってしまいます。
早めに話し合ってふたりの意見をまとめましょう。
この時、予約前および当日に注意したポイントに沿って話し合うとスムーズに進みますよ。
また良かった点だけでなくイメージと違った点、残念だった点などもあればしっかりと共有しましょう。
10.契約前に両親の了承を得る
複数のブライダルフェアに行きイメージにぴったりの式場を見つけたらいざ契約・・・!
でも、ちょっと待ってください。
ここでも一つ注意点があります。
お互いの両親に、式場についてきちんと相談していますか?
結婚式は新郎新婦ふたりだけでなく、家族やゲストみんなで行うものです。
特に新郎新婦の両親は、新郎新婦以上にゲストや親族に迷惑をかけないかと心配しているはずです。
契約を結ぶ前には両親に会場となる式場について相談をし、必ず了承を得ましょう。
場合によっては「仏滅は避けてほしい」「両家の中間の場所で行ってほしい」など、両親からの要望が出るかもしれません。
契約直前で要望が出るのが不安な場合は、ブライダルフェアに行く前に両親の気持ちもしっかり聞いておくことをおすすめします。
ポイントを押さえて後悔のないブライダルフェアを
さて今回はブライダルフェアに参加するときに、注意したいポイントを紹介しました。
予約前から参加後まで注意点がありましたが、このポイントを押さえておくことで後悔のない式場探しになるでしょう。
みなさんも今回ご紹介した注意点をしっかり押さえて、充実したブライダルフェアを過ごし、理想の式場を見つけてくださいね!
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